[{"data":1,"prerenderedAt":756},["ShallowReactive",2],{"/ja-jp/blog/how-to-use-gitlabs-custom-compliance-frameworks-in-your-devsecops":3,"navigation-ja-jp":39,"banner-ja-jp":439,"footer-ja-jp":449,"blog-post-authors-ja-jp-Fernando Diaz":655,"blog-related-posts-ja-jp-how-to-use-gitlabs-custom-compliance-frameworks-in-your-devsecops":669,"assessment-promotions-ja-jp":708,"next-steps-ja-jp":747},{"id":4,"title":5,"authorSlugs":6,"body":8,"categorySlug":9,"config":10,"content":14,"description":8,"extension":27,"isFeatured":12,"meta":28,"navigation":12,"path":29,"publishedDate":20,"seo":30,"stem":35,"tagSlugs":36,"__hash__":38},"blogPosts/ja-jp/blog/how-to-use-gitlabs-custom-compliance-frameworks-in-your-devsecops.yml","How To Use Gitlabs Custom Compliance Frameworks In Your Devsecops",[7],"fernando-diaz",null,"security",{"slug":11,"featured":12,"template":13},"how-to-use-gitlabs-custom-compliance-frameworks-in-your-devsecops",true,"BlogPost",{"title":15,"description":16,"authors":17,"heroImage":19,"date":20,"body":21,"category":9,"tags":22},"GitLabのカスタムコンプライアンスフレームワークをDevSecOps環境で活用する方法","新しいフレームワークと、50個を超えるすぐに使えるコントロールを活用することで、これまでひとつずつチェックしていた規制要件を、統合された自動化ワークフローの一部へと変換する方法をご紹介します。",[18],"Fernando Diaz","https://res.cloudinary.com/about-gitlab-com/image/upload/v1750097104/Blog/Hero%20Images/Blog/Hero%20Images/blog-image-template-1800x945%20%284%29_3LZkiDjHLjhqEkvOvBsVKp_1750097104092.png","2025-04-30","コンプライアンスは、単なるチェック項目ではなく、業務リスクから顧客の信頼に至るまで、あらゆるものに影響を与える重要なビジネス機能です。開発チームにとっては、コンプライアンス要件と開発速度のバランスを取ることは特に困難です。GitLabの[カスタムコンプライアンスフレームワーク](https://about.gitlab.com/blog/introducing-custom-compliance-frameworks-in-gitlab/)を使えば、コンプライアンスの確認を開発ワークフローに直接統合することができます。この記事では、この機能の概要と、その効果を最大限に活用する方法についてご紹介します。\n\n## GitLabのカスタムコンプライアンスフレームワークとは？\n\nGitLabのカスタムコンプライアンスフレームワークを使うと、組織は自社のGitLabインスタンス内で、コンプライアンス基準を定義・実装・適用できます。この機能により、GitLabに元々備わっているコンプライアンス機能を拡張し、特定の規制要件や社内ポリシー、業界標準に合わせたカスタマイズ可能なフレームワークを作成できるようになります。\n\nカスタムコンプライアンスフレームワークには、次のようなメリットがあります。\n* 手動での追跡作業にかかる手間を削減\n* 監査対応の準備を加速\n* コンプライアンス制御をGitLab上でネイティブに適用\n\n![フレームワークが一覧表示されたコンプライアンスセンターのスクリーンショット](https://res.cloudinary.com/about-gitlab-com/image/upload/v1750097114/Blog/Content%20Images/Blog/Content%20Images/image3_aHR0cHM6_1750097114254.png)\n\n今回のリリースでは、50個を超えるすぐに使える（OOTB）コントロールが提供されており（今後さらに追加予定）、医療分野のHIPAA、データプライバシーに関するGDPR（EU一般データ保護規則）、サービス組織向けのシステムおよび組織管理（SOC）2、その他業界固有の規制など、組織ごとのコンプライアンスのニーズに合わせて調整できます。OOTBコントロールの一例は以下のとおりです。\n\n* 職務分離（SoD、例：最低2名の承認者が必要、作成者によるマージリクエストの承認）\n* セキュリティスキャナの実行（例：SASTの実行、[依存関係スキャン](https://docs.gitlab.com/user/application_security/dependency_scanning/)の実行）\n* 認証/認可（例：プロジェクトの公開設定が非公開、AuthSSOが必須）\n* アプリケーション構成（例：ステータスチェックが必須、Terraformが必須）\n\nさらに、GitLab APIを使用して外部環境のコントロールを構成することもでき、外部環境のステータスや詳細を確認できます。\n\n## ゼロからカスタムコンプライアンスフレームワークを作成する\n\nその価値を理解できたところで、次はGitLab環境でカスタムコンプライアンスフレームワークを実装する方法を見ていきましょう。デモアプリケーションを使って説明しますので、動画を見ながら一緒に進めてください。\n\n**注：** GitLab Ultimateのサブスクリプションが必要です。\n\n\u003C!-- TODO: EMBED_YT_VIDEO -->\n\n\u003C!-- blank line -->\n\u003Cfigure class=\"video_container\">\n  \u003Ciframe src=\"https://www.youtube.com/embed/bSwwv5XeMdQ?si=unDwCltF4vTHT4mB\" title=\"Adhering to compliance requirements with built-in compliance controls\n\" frameborder=\"0\" allowfullscreen=\"true\"> \u003C/iframe>\n\u003C/figure>\n\u003C!-- blank line -->\n\n**ステップ1：コンプライアンス要件を定義する**\n\nカスタムフレームワークを構築する前に、まずはコンプライアンス要件を明確に定義する必要があります。\n\n1. **適用される規制を特定する：** 自社に適用される規制や標準（例：GDPR、PCI DSS、HIPAA）を確認します。\n2. **各要件に対応するコントロールを割り当てる：** 各規制を、具体的で実行可能なコントロールとして整理します。\n3. **要件に優先順位を付ける：** リスクの高い領域や、影響の大きい要件を優先します。\n\n**ステップ2：カスタムコンプライアンスフレームワークを作成する**\n\n以下の手順でカスタムコンプライアンスフレームワークを作成できます。\n\n1. GitLabグループの**セキュア  > コンプライアンスセンター**セクションに移動します。\n2. **新しいフレームワーク**ボタンを押します。\n3. **空のフレームワークを作成**を選択します。\n\n![カスタムコンプライアンスフレームワークの作成画面](https://res.cloudinary.com/about-gitlab-com/image/upload/v1750097114/Blog/Content%20Images/Blog/Content%20Images/image7_aHR0cHM6_1750097114255.png)\n\n4. フレームワークの名前、説明、色を設定します。\n\n![「新しいコンプライアンスフレームワーク」の画面](https://res.cloudinary.com/about-gitlab-com/image/upload/v1750097114/Blog/Content%20Images/Blog/Content%20Images/image6_aHR0cHM6_1750097114257.png)\n\n5. フレームワークに要件を追加します：\n   a. ページを下にスクロールして**要件**タブを開きます。\n\n   b. **新しい要件**ボタンをクリックします。\n\n   c. 名前と説明を入力します。\n   d. **コントロール**セクションで**GitLab コントロールを選択**をクリックします。\n   e. 一覧からコントロールを選択します（例：少なくとも 2 つの承認、SAST の実行など）。\n   f.  **要求事項を作成**ボタンをクリックします。\n\n![「要求事項を作成」ボタン](https://res.cloudinary.com/about-gitlab-com/image/upload/v1752378652/Blog/oufh8frdwiq1os85byin.png)\n\n6. **フレームワークを作成**ボタンをクリックします。\n\n指定した内容でフレームワークが作成され、プロジェクトに追加できるようになります。また、適切なスキーマに準拠したJSONを使用して、コンプライアンスフレームワークを[インポート](http://TODO)することも可能です。\n\n**ステップ3：プロジェクトにフレームワークを適用する**\n\nフレームワークを作成したら、以下の手順に従います。\n1. コンプライアンスセンターから**プロジェクト**タブを選択します。\n2. 検索バーを使って対象のプロジェクトを**検索**または**絞り込み**ます。\n3. フレームワークを適用するプロジェクトを選択します。\n4. **一括操作を選択**ボタンをクリックします。\n5. **選択したプロジェクトにフレームワークを適用する**を選択します。\n6. **フレームワークを選択**ボタンをクリックします。\n7. 一覧から適用するフレームワークを選択します。\n8. **適用**ボタンをクリックします。\n\n![SOC 2フレームワークのドロップダウンが表示されたコンプライアンスセンターの画面](https://res.cloudinary.com/about-gitlab-com/image/upload/v1750097114/Blog/Content%20Images/Blog/Content%20Images/image2_aHR0cHM6_1750097114258.png)\n\n適用されたフレームワークは、プロジェクト内で要求事項として可視化され、追跡できるようになります。\n\n**ステップ4：コンプライアンスの状況をモニタリング・報告する**\n\nフレームワークを設定したら、以下のことができるようになります。\n\n1. コンプライアンスセンターを使って、プロジェクト全体のコンプライアンス状況を管理する。不合格となったコントロールの詳細や、推奨される修正方法も確認できます。\n2. 監査や関係者によるレビューへ向けた、**コンプライアンスレポート**を生成する。\n3. **コンプライアンスに関するアラート**を設定し、潜在的な問題を関係者へ通知する。\n4. **監査イベント**で、コンプライアンス設定に対して行われた操作の概要を確認する。\n\n![SOC2テストフレームワークが表示されたコンプライアンスセンターの画面](https://res.cloudinary.com/about-gitlab-com/image/upload/v1750097114/Blog/Content%20Images/Blog/Content%20Images/image5_aHR0cHM6_1750097114260.png)\n\n## 実例：SOC2 コンプライアンスフレームワークの実装\n\nシステムおよび組織管理（SOC）2、通称SOC2は、米国公認会計士協会（AICPA）によって策定された、厳格な監査基準です。SOC2は、サービス組織のセキュリティ、可用性、処理の完全性、機密性、プライバシーに関するコントロールを評価します。詳細については、[GitLabでSOC 2のセキュリティ要件を満たすためのガイド](https://about.gitlab.com/blog/guide-to-fulfilling-soc-2-security-requirements-with-gitlab/)をご覧ください。\n\nそれでは、カスタムコンプライアンスフレームワークを使って SOC2 のセキュリティコンプライアンスを検証する実践的な例を見てみましょう。SOC2 のセキュリティ基準には以下が求められます。\n\n* 不正アクセスを防ぐためのコントロールの導入\n* リスクを特定し、軽減するための手順の確立\n* セキュリティインシデントの検出および対応のためのシステムの構築\n\n**免責事項：** これはSOC2の要件に準拠するために利用可能な一部のコントロールを紹介する例です。本番環境に導入する前に、必ずセキュリティ/コンプライアンスチームと相談してください。\n\nGitLabのOOTB（すぐに使える）コントロールを活用したSOC2用カスタムコンプライアンスフレームワークの例：\n\n* **名前：** SOC2セキュリティ要件\n* **説明：** SOC2フレームワークに準拠するためのセキュリティ要件を追加します\n* **要件：**\n  * **不正アクセスを防ぐためのコントロールの導入**\n    * Auth SSOを有効化\n    * CI/CDジョブトークンのスコープを有効化\n    * 組織レベルでMFA（多要素認証）を必須化\n  * **リスクを特定し、軽減するための手順の確立**\n    * 少なくとも2つの承認\n    * 作成者によるマージリクエストの承認\n    * コミッターによるマージリクエストの承認\n    * デフォルトブランチの保護\n  * **セキュリティインシデントの検出および対応のためのシステムの構築**\n    * 依存関係スキャンの実行\n    * SASTの実行\n    * DASTの実行\n\nこのフレームワークをプロジェクトに適用することで、コンプライアンスが崩れたタイミングや、再度準拠するために必要な対策を把握できるようになります。なお、1つのプロジェクトに対して複数のコンプライアンスフレームワークを作成・適用することも可能です。たとえば、SOC2のプロセス整合性要件専用のフレームワークを別途設けることもできます。\n\n## コンプライアンス要件を満たすためにセキュリティポリシーを実装する\n\n必須ではありませんが、カスタムコンプライアンスフレームワークを含むプロジェクトにセキュリティポリシーを適用することができます。これにより、特定のコンプライアンス基準がセキュリティポリシーによって強制されることを保証できます。たとえば、セキュリティスキャンを求めるカスタムコンプライアンスフレームワークが適用されたプロジェクトに対して、セキュリティスキャナーの実行を強制できます。\n\nGitLab では、以下のようなさまざまなセキュリティポリシーが提供されています。\n\n* [スキャン実行ポリシー](https://docs.gitlab.com/user/application_security/policies/scan_execution_policies/)：パイプラインの一部または指定されたスケジュールでセキュリティスキャンを実行します。\n* [マージリクエスト承認ポリシー](https://docs.gitlab.com/user/application_security/policies/merge_request_approval_policies/)：スキャン結果に基づいて、プロジェクトレベルの設定や承認ルールを強制します。\n* [パイプライン実行ポリシー](https://docs.gitlab.com/user/application_security/policies/pipeline_execution_policies/)：プロジェクトのパイプラインにおけるCI/CDジョブの実行を強制します。\n* [脆弱性管理ポリシー](https://docs.gitlab.com/user/application_security/policies/vulnerability_management_policy/)：デフォルトブランチで検出されなくなった脆弱性を自動的に解決します。\n\nここでは、SASTスキャナーを実行することで、SASTスキャンを要求する要件への準拠を自動的に行う方法を紹介します。特定のフレームワークが適用されたプロジェクトに対してセキュリティポリシーを作成・適用するには、次の手順に従います。\n\n1. **SAST スキャン**が求められるカスタムコンプライアンスフレームワークが適用されているプロジェクトに移動します。\n2. サイドバーで、**セキュア > ポリシー**の順に選択します。\n3. **新しいポリシー**ボタンをクリックします。\n4. **スキャン実行ポリシー**で、**ポリシーを選択**ボタンをクリックします。\n5. **名前**と**説明**を入力します。\n6. **アクション**で、実行するスキャンとして**SAST**を選択します。\n\n![「アクション」画面](https://res.cloudinary.com/about-gitlab-com/image/upload/v1750097114/Blog/Content%20Images/Blog/Content%20Images/image4_aHR0cHM6_1750097114263.png)\n\n7. **条件**で、すべてのブランチでパイプラインが実行されたときにトリガーされるように設定します。\n\n![「条件」画面](https://res.cloudinary.com/about-gitlab-com/image/upload/v1750097114/Blog/Content%20Images/Blog/Content%20Images/image8_aHR0cHM6_1750097114264.png)\n\n8. **マージリクエスト経由で設定** ボタンをクリックします。\n9. この時点で、すべてのセキュリティポリシーが含まれた別プロジェクトでマージリクエスト（MR）が作成されます。\n10. **マージ**ボタンをクリックします。\n\nこれで、すべてのブランチでSASTが実行されるようになり、その領域におけるコンプライアンスが保証されます。他にもさまざまな種類のセキュリティポリシーがありますので、要件に合うものを探してみてください。\n\n\n\n## 5つのベストプラクティス\n\nカスタムコンプライアンスフレームワークを最大限に活用するために、以下のベストプラクティスに従いましょう。\n\n1. **小さく始める：** まずは、重要な規制や標準のうち1つから着手し、そこから範囲を広げていきましょう。\n2. **関係者を巻き込む：** フレームワークの作成には、コンプライアンスチーム、セキュリティチーム、デベロッパーチームを含めることが重要です。\n3. **可能な限り自動化する：** GitLab CI/CDを活用して、コンプライアンスチェックの自動化を図りましょう。\n4. **しっかりと文書化する：** フレームワークがどのように規制要件に対応しているか、明確に文書化しておきましょう。\n5. **定期的に見直す：** 規制の変更や新たな要件の発生に応じて、フレームワークを更新するようにしましょう。\n\n## 無料トライアルで今すぐスタート！\n\nGitLabのカスタムコンプライアンスフレームワークは、コンプライアンスを開発ワークフローに直接組み込むことで、DevSecOpsにおける大きな進化をもたらします。カスタムフレームワークを導入することで、コンプライアンス業務の負担を軽減し、リスク管理を強化しながら、規制要件を満たしたまま開発サイクルを加速させることが可能になります。\n\nカスタムコンプライアンスフレームワークを定義・適用できる機能により、チームは自社特有の規制状況に対応する柔軟性を得られる一方で、組織全体のコンプライアンスの慣習を一貫させるために必要な構造も得られます。\n\n今後さらに規制要件が複雑化していく中で、カスタムコンプライアンスフレームワークのようなツールを活用して、コンプライアンスと開発速度のバランスを持続的に両立させることが、ますます重要になるでしょう。\n\n> 今すぐカスタムコンプライアンスフレームワークをお試しになりたい場合は、[GitLab Ultimateの無料トライアル](https://about.gitlab.com/ja-jp/free-trial/?hosted=saas)にぜひお申し込みください。\n\n## 関連リンク\n\n以下のリソースで、カスタムコンプライアンスフレームワークの詳細や、そのメリットについてご覧いただけます。\n\n* [カスタムコンプライアンスフレームワークのドキュメント](https://docs.gitlab.com/user/compliance/compliance_center/compliance_status_report/)\n* [カスタムコンプライアンスフレームワークに関するエピック](https://gitlab.com/groups/gitlab-org/-/epics/13295)\n* [セキュリティポリシーに関するドキュメント](https://docs.gitlab.com/user/application_security/policies/)\n* [GitLabのセキュリティおよびコンプライアンスソリューション](https://about.gitlab.com/ja-jp/solutions/application-security-testing/)",[9,23,24,25,26],"tutorial","DevSecOps platform","features","product","yml",{},"/ja-jp/blog/how-to-use-gitlabs-custom-compliance-frameworks-in-your-devsecops",{"title":15,"description":16,"ogTitle":15,"ogDescription":16,"noIndex":31,"ogImage":19,"ogUrl":32,"ogSiteName":33,"ogType":34,"canonicalUrls":32},false,"https://about.gitlab.com/blog/how-to-use-gitlabs-custom-compliance-frameworks-in-your-devsecops","https://about.gitlab.com","article","ja-jp/blog/how-to-use-gitlabs-custom-compliance-frameworks-in-your-devsecops",[9,23,37,25,26],"devsecops-platform","MQBNzn5ZcL2Vlhva-m8K0HgOZ95b2PPOdOWRadaDXzE",{"data":40},{"logo":41,"freeTrial":46,"sales":51,"login":56,"items":61,"search":369,"minimal":402,"duo":419,"pricingDeployment":429},{"config":42},{"href":43,"dataGaName":44,"dataGaLocation":45},"/ja-jp/","gitlab 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はこうした現実に対応するため、コンテナライフサイクルのさまざまな段階に対応した複数のコンテナスキャンアプローチを提供しています。\n\n本ガイドでは、GitLab が提供するコンテナスキャンの種類、各機能の有効化方法、および初期設定に役立つ一般的な構成についてご説明します。\n\n## コンテナスキャンが重要な理由\n\nコンテナイメージのセキュリティ脆弱性は、アプリケーションライフサイクル全体にわたってリスクをもたらします。ベースイメージ、OSパッケージ、アプリケーションの依存関係はいずれも、攻撃者が積極的に悪用する脆弱性を含んでいる可能性があります。コンテナスキャンはこれらのリスクを早期に、本番環境に到達する前に検出し、利用可能な場合は修正方法を提供します。\n\nコンテナスキャンはソフトウェアコンポジション分析（SCA）の重要なコンポーネントであり、コンテナ化されたアプリケーションが依存する外部依存関係を把握し、保護するために役立ちます。\n\n## GitLab コンテナスキャンの5つの種類\n\nGitLab は5つの異なるコンテナスキャンアプローチを提供しており、それぞれがセキュリティ戦略において固有の目的を果たします。\n\n### 1. パイプラインベースのコンテナスキャン\n\n* 機能：CI/CDパイプラインの実行中にコンテナイメージをスキャンし、デプロイ前に脆弱性を検出します。\n* 最適な用途：シフトレフトセキュリティ、脆弱性のあるイメージが本番環境に到達するのを防止\n* 利用可能なプラン：Free、Premium、Ultimate（Ultimateではより高度な機能を利用可能）\n* [ドキュメント](https://docs.gitlab.com/ja-jp/user/application_security/container_scanning/)\n\nGitLab は Trivy セキュリティスキャナーを使用してコンテナイメージの既知の脆弱性を分析します。パイプラインの実行時にスキャナーがイメージを検査し、詳細なレポートを生成します。\n\n#### パイプラインベースのコンテナスキャンを有効にする方法\n\n**オプション A：事前設定済みのマージリクエスト**\n\n* プロジェクトで **Secure > セキュリティ設定** に移動します。\n* 「コンテナスキャン」の行を見つけます。\n* **マージリクエストで設定** を選択します。\n* 必要な設定を含むマージリクエストが自動的に作成されます。\n\n**オプション B：手動設定**\n\n* `.gitlab-ci.yml` に以下を追加します。\n\n```yaml\ninclude:\n  - template: Jobs/Container-Scanning.gitlab-ci.yml\n```\n\n#### 一般的な設定\n\n**特定のイメージをスキャンする：**\n\n特定のイメージをスキャンするには、`container_scanning` ジョブの `CS_IMAGE` 変数を上書きします。\n\n```yaml\ninclude:\n  - template: Jobs/Container-Scanning.gitlab-ci.yml\n\ncontainer_scanning:\n  variables:\n    CS_IMAGE: myregistry.com/myapp:latest\n```\n\n**重大度のしきい値でフィルタリングする：**\n\n特定の重大度基準を持つ脆弱性のみを検出するには、`container_scanning` ジョブの `CS_SEVERITY_THRESHOLD` 変数を上書きします。以下の例では、重大度が **High** 以上の脆弱性のみが表示されます。\n\n```yaml\ninclude:\n  - template: Jobs/Container-Scanning.gitlab-ci.yml\n\ncontainer_scanning:\n  variables:\n    CS_SEVERITY_THRESHOLD: \"HIGH\"\n```\n\n#### マージリクエストでの脆弱性の確認\n\nマージリクエスト内でコンテナスキャンの脆弱性を直接確認することで、セキュリティレビューをシームレスかつ効率的に実施できます。CI/CDパイプラインにコンテナスキャンを設定すると、GitLab はマージリクエストの[セキュリティウィジェット](https://docs.gitlab.com/ja-jp/user/project/merge_requests/widgets/#application-security-scanning)に検出された脆弱性を自動的に表示します。\n\n![マージリクエストに表示されたコンテナスキャンの脆弱性](https://res.cloudinary.com/about-gitlab-com/image/upload/v1772547514/lt6elcq6jexdhqatdy8l.png \"マージリクエストに表示されたコンテナスキャンの脆弱性\")\n\n* マージリクエストの「セキュリティスキャン」セクションまでスクロールすると、コンテナイメージで新たに検出された脆弱性と既存の脆弱性の概要が確認できます。\n* **脆弱性** をクリックすると、重大度レベル、影響を受けるパッケージ、利用可能な修正ガイダンスなど、検出内容の詳細情報にアクセスできます。\n\n![GitLab セキュリティ - MRでの詳細表示](https://res.cloudinary.com/about-gitlab-com/image/upload/v1772547514/hplihdlekc11uvpfih1p.png)\n\n![GitLab セキュリティ - MRでの詳細表示](https://res.cloudinary.com/about-gitlab-com/image/upload/v1772547513/jnxbe7uld8wfeezboifs.png \"MRでのコンテナスキャン脆弱性の詳細\")\n\nこの可視性により、開発者とセキュリティチームはコンテナの脆弱性が本番環境に到達する前に発見・対処できるようになり、セキュリティがコードレビュープロセスに統合されます。\n\n#### 脆弱性レポートでの脆弱性の確認\n\nマージリクエストのレビューに加え、GitLab はプロジェクト内のすべてのコンテナスキャン結果を一元的に確認できる[脆弱性レポート](https://docs.gitlab.com/ja-jp/user/application_security/vulnerability_report/)を提供しており、セキュリティチームに包括的な可視性をもたらします。\n\n![コンテナスキャンでフィルタリングされた脆弱性レポート](https://res.cloudinary.com/about-gitlab-com/image/upload/v1772547524/gagau279fzfgjpnvipm5.png \"コンテナスキャンでフィルタリングされた脆弱性レポート\")\n\n* プロジェクトのサイドバーで **セキュリティとコンプライアンス > 脆弱性レポート** に移動してレポートにアクセスします。\n* ここでは、ブランチ全体で検出されたすべてのコンテナ脆弱性が集約されて表示され、重大度、ステータス、スキャナーの種類、特定のコンテナイメージでフィルタリングする強力なオプションが利用できます。\n* 脆弱性をクリックすると、脆弱性ページにアクセスできます。\n\n![脆弱性ページ - 1番目のビュー](https://res.cloudinary.com/about-gitlab-com/image/upload/v1772547520/e1woxupyoajhrpzrlylj.png)\n\n![脆弱性ページ - 2番目のビュー](https://res.cloudinary.com/about-gitlab-com/image/upload/v1772547521/idzcftcgjc8eryixnbjn.png)\n\n![脆弱性ページ - 3番目のビュー](https://res.cloudinary.com/about-gitlab-com/image/upload/v1772547522/mbbwbbprtf9anqqola10.png \"コンテナスキャン脆弱性の詳細\")\n\n[脆弱性の詳細](https://docs.gitlab.com/ja-jp/user/application_security/vulnerabilities/)では、影響を受けるコンテナイメージとレイヤーが正確に示されるため、脆弱性の発生源を容易に追跡できます。脆弱性をチームメンバーに割り当て、ステータスを変更（検出済み、確認済み、解決済み、却下済み）し、コラボレーションのためのコメントを追加し、修正作業の追跡のために関連するイシューをリンクすることができます。\n\nこのワークフローにより、脆弱性管理がスプレッドシートによる管理から開発プロセスの一部へと変わり、コンテナセキュリティの検出結果が体系的に追跡・優先順位付け・解決されるようになります。\n\n#### 依存関係リストの確認\n\nGitLab の[依存関係リスト](https://docs.gitlab.com/ja-jp/user/application_security/dependency_list/)は、コンテナイメージ内のすべてのコンポーネントをカタログ化した包括的なソフトウェア部品表（SBOM）を提供し、ソフトウェアサプライチェーンの完全な透明性をもたらします。\n\n* **セキュリティとコンプライアンス > 依存関係リスト** に移動すると、プロジェクト全体でコンテナスキャンが検出したすべてのパッケージ、ライブラリ、依存関係のインベントリにアクセスできます。\n* このビューは、ベースOSパッケージからアプリケーションレベルの依存関係まで、コンテナ内で実際に稼働しているものを把握するために非常に役立ちます。\n\n![GitLab 依存関係リスト](https://res.cloudinary.com/about-gitlab-com/image/upload/v1772547513/vjg6dk3nhajqamplroji.png \"GitLab 依存関係リスト（SBOM）\")\n\nパッケージマネージャー、ライセンスの種類、または脆弱性のステータスでリストをフィルタリングすることで、セキュリティリスクやコンプライアンス上の問題をもたらすコンポーネントを素早く特定できます。各依存関係エントリには関連する脆弱性が表示されるため、単独の検出結果としてではなく、実際のソフトウェアコンポーネントのコンテキストでセキュリティの問題を把握できます。\n\n### 2. レジストリ向けコンテナスキャン\n\n* 機能：`latest` タグで GitLab コンテナレジストリにプッシュされたイメージを自動的にスキャンします。\n* 最適な用途：手動のパイプラインを実行することなく、レジストリイメージの継続的なモニタリングを実施\n* 利用可能なプラン：Ultimate のみ\n* [ドキュメント](https://docs.gitlab.com/ja-jp/user/application_security/container_scanning/#container-scanning-for-registry)\n\n`latest` タグが付いたコンテナイメージをプッシュすると、GitLab のセキュリティポリシーボットがデフォルトブランチに対してスキャンを自動的にトリガーします。パイプラインベースのスキャンとは異なり、このアプローチは継続的脆弱性スキャンと連携して、新たに公開されたアドバイザリーを監視します。\n\n#### レジストリ向けコンテナスキャンを有効にする方法\n\n1. **Secure > セキュリティ設定** に移動します。\n2. **レジストリ向けコンテナスキャン** セクションまでスクロールします。\n3. 機能をオンに切り替えます。\n\n![レジストリ向けコンテナスキャン](https://res.cloudinary.com/about-gitlab-com/image/upload/v1772547512/vntrlhtmsh1ecnwni5ji.png \"レジストリ向けコンテナスキャンの切り替えスイッチ\")\n\n#### 前提条件\n\n* プロジェクトのメンテナーロール以上\n* プロジェクトが空でないこと（デフォルトブランチに少なくとも1つのコミットが必要）\n* コンテナレジストリの通知が設定済みであること\n* パッケージメタデータデータベースが設定済みであること（GitLab.com ではデフォルトで有効）\n\n脆弱性は脆弱性レポートの **コンテナレジストリの脆弱性** タブに表示されます。\n\n### 3. マルチコンテナスキャン\n\n* 機能：単一のパイプライン内で複数のコンテナイメージを並行してスキャンします。\n* 最適な用途：マイクロサービスアーキテクチャや複数のコンテナイメージを持つプロジェクト\n* 利用可能なプラン：Free、Premium、Ultimate（現在ベータ版）\n* [ドキュメント](https://docs.gitlab.com/ja-jp/user/application_security/container_scanning/multi_container_scanning/)\n\nマルチコンテナスキャンは動的な子パイプラインを使用してスキャンを並行実行するため、複数のイメージをスキャンする際のパイプライン全体の実行時間を大幅に短縮できます。\n\n#### マルチコンテナスキャンを有効にする方法\n\n1. リポジトリのルートに `.gitlab-multi-image.yml` ファイルを作成します。\n\n```yaml\nscanTargets:\n  - name: alpine\n    tag: \"3.19\"\n  - name: python\n    tag: \"3.9-slim\"\n  - name: nginx\n    tag: \"1.25\"\n```\n\n2. `.gitlab-ci.yml` にテンプレートを追加します。\n\n```yaml\ninclude:\n  - template: Jobs/Multi-Container-Scanning.latest.gitlab-ci.yml\n```\n\n#### 詳細設定\n\n**プライベートレジストリからイメージをスキャンする：**\n\n```yaml\nauths:\n  registry.gitlab.com:\n    username: ${CI_REGISTRY_USER}\n    password: ${CI_REGISTRY_PASSWORD}\n\nscanTargets:\n  - name: registry.gitlab.com/private/image\n    tag: latest\n```\n\n**ライセンス情報を含める：**\n\n```yaml\nincludeLicenses: true\n\nscanTargets:\n  - name: postgres\n    tag: \"15-alpine\"\n```\n\n### 4. 継続的脆弱性スキャン\n\n* 機能：パイプラインを実行することなく、新しいセキュリティアドバイザリーが公開された際に自動的に脆弱性を作成します。\n* 最適な用途：デプロイ間のプロアクティブなセキュリティモニタリング\n* 利用可能なプラン：Ultimate のみ\n* [ドキュメント](https://docs.gitlab.com/ja-jp/user/application_security/continuous_vulnerability_scanning/)\n\n従来のスキャンは、スキャン実行時の脆弱性しか検出できません。しかし、昨日スキャンしたパッケージに対して、明日新しい CVE が公開された場合はどうなるでしょうか。継続的脆弱性スキャンは、GitLab アドバイザリーデータベースを監視し、新しいアドバイザリーがコンポーネントに影響を与える際に自動的に脆弱性レコードを作成することでこの課題を解決します。\n\n#### 仕組み\n\n1. コンテナスキャンまたは依存関係スキャンジョブが CycloneDX SBOM を生成します。\n2. GitLab はこの SBOM からプロジェクトのコンポーネントを登録します。\n3. 新しいアドバイザリーが公開されると、GitLab はコンポーネントが影響を受けるかどうかを確認します。\n4. 脆弱性レポートに脆弱性が自動的に作成されます。\n\n#### 重要な考慮事項\n\n* スキャンは CI パイプラインではなく、バックグラウンドジョブ（Sidekiq）経由で実行されます。\n* 新しいコンポーネント検出には、過去14日以内に公開されたアドバイザリーのみが対象となります。\n* 脆弱性では「GitLab SBoM Vulnerability Scanner」がスキャナー名として使用されます。\n* 脆弱性を解決済みとしてマークするには、引き続きパイプラインベースのスキャンを実行する必要があります。\n\n### 5. 運用コンテナスキャン\n\n* 機能：スケジュールされた間隔で Kubernetes クラスター内の稼働中のコンテナをスキャンします。\n* 最適な用途：デプロイ後のセキュリティモニタリングとランタイム脆弱性の検出\n* 利用可能なプラン：Ultimate のみ\n* [ドキュメント](https://docs.gitlab.com/ja-jp/user/clusters/agent/vulnerabilities/)\n\n運用コンテナスキャンは、ビルド時のセキュリティとランタイムセキュリティの間のギャップを埋めます。GitLab Agent for Kubernetes を使用して、クラスター内で実際に稼働しているコンテナをスキャンし、デプロイ後に発生する脆弱性を検出します。\n\n#### 運用コンテナスキャンを有効にする方法\n\n[GitLab Kubernetes Agent](https://docs.gitlab.com/ja-jp/user/clusters/agent/install/) を使用している場合、エージェント設定ファイルに以下を追加できます。\n\n```yaml\ncontainer_scanning:\n  cadence: '0 0 * * *'  # 毎日深夜0時\n  vulnerability_report:\n    namespaces:\n      include:\n        - production\n        - staging\n```\n\nまた、GitLab Kubernetes Agent によるスケジュールスキャンを強制する[スキャン実行ポリシー](https://docs.gitlab.com/ja-jp/user/clusters/agent/vulnerabilities/#enable-via-scan-execution-policies)を作成することもできます。\n\n![スキャン実行ポリシー - 運用コンテナスキャン](https://res.cloudinary.com/about-gitlab-com/image/upload/v1772547515/gsgvjcq4sas4dfc8ciqk.png \"運用コンテナスキャンのスキャン実行ポリシー条件\")\n\n#### 結果の確認\n\n* **運用 > Kubernetes クラスター** に移動します。\n* **エージェント** タブを選択し、エージェントを選択します。\n* **セキュリティ** タブを選択してクラスターの脆弱性を確認します。\n* 結果は **脆弱性レポート** の **運用上の脆弱性** タブにも表示されます。\n\n## GitLab セキュリティポリシーによるセキュリティ態勢の強化\n\nGitLab セキュリティポリシーを使用すると、自動化されたポリシー駆動型のコントロールを通じて、コンテナワークフロー全体で一貫したセキュリティ標準を適用できます。これらのポリシーは、要件を開発パイプラインに直接組み込むことでセキュリティをシフトレフトし、コードが本番環境に到達する前に脆弱性を検出・対処できるようにします。\n\n#### スキャン実行ポリシーとパイプラインポリシー\n\n[スキャン実行ポリシー](https://docs.gitlab.com/ja-jp/user/application_security/policies/scan_execution_policies/)は、プロジェクト全体でコンテナスキャンがいつ・どのように実行されるかを自動化します。すべてのマージリクエストでコンテナスキャンをトリガーし、メインブランチの定期的なスキャンをスケジュールするポリシーなどを定義できます。これらのポリシーにより、各プロジェクトの CI/CD パイプラインで手動でスキャンを設定することなく、包括的なカバレッジが確保されます。\n\n使用するスキャナーのバージョンを指定し、スキャンパラメーターを一元的に設定することで、新しいコンテナセキュリティの脅威に対応しながら組織全体の一貫性を維持できます。\n\n![スキャン実行ポリシーの設定](https://res.cloudinary.com/about-gitlab-com/image/upload/v1772547517/z36dntxslqem9udrynvx.png \"スキャン実行ポリシーの設定\")\n\n[パイプライン実行ポリシー](https://docs.gitlab.com/ja-jp/user/application_security/policies/pipeline_execution_policies/)は、コンプライアンス要件に基づいてパイプラインにカスタムジョブを注入（または上書き）するための柔軟なコントロールを提供します。\n\nこれらのポリシーを使用して、コンテナスキャンジョブをパイプラインに自動的に注入したり、コンテナの脆弱性がリスク許容度を超えた場合にビルドを失敗させたり、特定のブランチやタグに対して追加のセキュリティチェックをトリガーしたり、本番環境向けコンテナイメージのコンプライアンス要件を適用したりすることができます。パイプライン実行ポリシーは自動化されたガードレールとして機能し、手動操作なしですべてのコンテナデプロイメントにセキュリティ標準が一貫して適用されるようにします。\n\n![パイプライン実行ポリシー](https://res.cloudinary.com/about-gitlab-com/image/upload/v1772547517/ddhhugzcr2swptgodof2.png \"パイプライン実行ポリシーのアクション\")\n\n#### マージリクエスト承認ポリシー\n\n[マージリクエスト承認ポリシー](https://docs.gitlab.com/ja-jp/user/application_security/policies/merge_request_approval_policies/)は、コンテナの脆弱性を含むマージリクエストを指定された承認者がレビューし、承認することを要求することでセキュリティゲートを適用します。\n\n重大度の高い脆弱性が検出された場合にマージをブロックするポリシーや、新しいコンテナの検出結果を導入するマージリクエストにセキュリティチームの承認を要求するポリシーを設定できます。これらのポリシーにより、低リスクな変更の開発速度を維持しながら、脆弱性のあるコンテナイメージがパイプラインを通じて進むことを防ぎます。\n\n![MRでブロックを実行するマージリクエスト承認ポリシー](https://res.cloudinary.com/about-gitlab-com/image/upload/v1772547513/hgnbc1vl4ssqafqcyuzg.png \"MRでブロックを実行するマージリクエスト承認ポリシー\")\n\n## 適切なアプローチの選択\n\n| スキャンの種類   | 使用するタイミング   | 主なメリット                   |\n| --------- | ----------- | ------------------------ |\n| パイプラインベース | すべてのビルド時    | シフトレフトセキュリティ、脆弱なビルドをブロック |\n| レジストリスキャン | 継続的なモニタリング  | 保存されたイメージの新しい CVE を検出    |\n| マルチコンテナ   | マイクロサービス    | 並行スキャン、パイプラインの高速化        |\n| 継続的脆弱性    | デプロイ間       | プロアクティブなアドバイザリーモニタリング    |\n| 運用        | 本番環境のモニタリング | ランタイム脆弱性の検出              |\n\n包括的なセキュリティのためには、複数のアプローチを組み合わせることをお勧めします。開発中の問題を検出するためのパイプラインベースのスキャン、継続的なモニタリングのためのレジストリ向けコンテナスキャン、そして本番環境の可視性のための運用スキャンを組み合わせてご活用ください。\n\n## 今すぐ始める\n\nコンテナセキュリティへの最短ルートは、パイプラインベースのスキャンを有効にすることです。\n\n1. プロジェクトの **Secure > セキュリティ設定** に移動します。\n2. コンテナスキャンの **マージリクエストで設定** をクリックします。\n3. 作成されたマージリクエストをマージします。\n4. 次のパイプラインに脆弱性スキャンが含まれるようになります。\n\nその後、セキュリティ要件と GitLab のプランに応じて、追加のスキャンの種類を段階的に導入してください。\n\nコンテナセキュリティは一度実施すれば完了するものではなく、継続的なプロセスです。\nGitLab の包括的なコンテナスキャン機能を活用することで、ビルドからランタイムまでコンテナライフサイクルのあらゆる段階で脆弱性を検出できます。\n\n> GitLab がセキュリティ態勢の強化にどのように役立つかについての詳細は、[GitLab セキュリティ & ガバナンス ソリューションページ](https://about.gitlab.com/solutions/application-security-testing/)をご覧ください。",[18],"2026-03-09","2026-03-05","GitLab コンテナスキャン完全ガイド：SBOM生成から運用監視まで5つのスキャン手法",[9,23],"GitLab のさまざまなコンテナスキャン方法を詳しく解説し、コンテナライフサイクルの各段階でセキュリティを確保する方法をご紹介します。",{"slug":681,"featured":12,"template":13},"complete-guide-to-gitlab-container-scanning",{"content":683,"config":692},{"title":684,"description":685,"authors":686,"heroImage":688,"date":689,"body":690,"category":9,"tags":691},"GitLab.comのセキュリティ強化：多要素認証の必須化","Secure by Designへのコミットメントの一環として、GitLabが多要素認証（MFA）を必須化する方法と、それがユーザーに与える影響について解説します。",[687],"Kim Waters","https://res.cloudinary.com/about-gitlab-com/image/upload/v1749664923/Blog/Hero%20Images/security-checklist.png","2026-01-09","GitLab.comのすべてのユーザーアカウントのセキュリティ強化のため、GitLabでは、ユーザー名とパスワードを使用してサインインするすべてのユーザーとAPIエンドポイントに対して、多要素認証（MFA）を必須化します。\n\n## 多要素認証必須化の理由\n\n今回の変更は、GitLabの[Secure by Designへのコミットメント](https://about.gitlab.com/blog/last-year-we-signed-the-secure-by-design-pledge-heres-our-progress/)における重要な取り組みの1つです。MFAは、ソフトウェア開発業界全体で継続的な脅威となっているクレデンシャルスタッフィング攻撃やアカウント乗っ取り攻撃に対する重要な防御手段となります。\n\n## 知っておくべき重要な情報\n\n### 何が変わるのか？\n\nGitLabは、ユーザー名とパスワードで認証するサインインに対して、MFAを必須化します。これにより、パスワードだけでなく、重要な第2の認証レイヤーが追加されます。\n\n### 適用されるケースとされないケース\n\n1. ***適用されるケース：*** ユーザー名とパスワードでGitLab.comにサインインする場合、またはパスワードを使用してAPIに認証する場合\n2. ***適用されないケース：*** アクセスにソーシャルサインオン（Googleなど）またはシングルサインオン（SSO）のみを使用している場合（*注意：SSOを使用していても、直接ログイン用のパスワードを設定している場合は、SSO以外のパスワードベースのログインに対してMFAが必要になります）*\n\n### ロールアウトのタイムライン\n\n1. 実装は今後数か月にわたって段階的に行われます。これは、ユーザーの予期しない中断や生産性の低下を最小限に抑え、アカウントのロックアウトを防ぐことを目的としています。ユーザーグループによって時期は異なりますが、近日中にMFAの有効化を求められます。各グループは、実行したアクション、またはコントリビュートしたコードに基づいて選択されます。以下の方法で通知されます。\n\n   * ✉️ メール通知 - 影響を受けるフェーズの前\n   * 🔔 定期的な製品内リマインダー - 14日前\n   * ⏱️ 一定期間後（メールが届きます） - MFAを有効にするまでGitLabへのアクセスがブロックされます\n\n### 必要な対応\n\n1. ユーザー名とパスワードでGitLab.comにサインインする場合：\n\n   * パスキー、認証アプリ、WebAuthnデバイス、またはメール認証など、利用可能なMFA方法の1つを今すぐ事前に設定することを強くおすすめします。これにより、最も安全でシームレスな移行が保証されます。\n   * GitLab.comの**ユーザー設定**にアクセスします。\n   * **アカウント**セクションを選択します。\n   * **2要素認証**を有効にし、希望する方法（認証アプリやWebAuthnデバイスなど）を設定します。\n   * 必要に応じてアクセスを回復できるよう、**リカバリーコードを安全に保存**してください。\n2. パスワードを使用してAPIに認証する場合：\n\n   * 個人アクセストークン（PAT）への切り替えを事前に行うことを強くおすすめします。詳細については、[ドキュメント](https://docs.gitlab.com/ja-jp/user/profile/account/two_factor_authentication_troubleshooting/#error-http-basic-access-denied-if-a-password-was-provided-for-git-authentication-)をご確認ください。\n\n## よくある質問\n\n*期限までにMFAを有効にしないとどうなりますか？*\n\n* サインインする前にMFAの設定が必要になります。\n\n*CI/CDパイプラインや自動化に影響はありますか？*\n\n* はい、パスワードの代わりにPATまたはデプロイトークンを使用していない場合は影響があります。\n\n*SSOを使用していますが、直接サインインすることもあります。その場合、MFAは必要ですか？*\n\n* はい、フォールバックシナリオを含む、パスワードベースの認証にはMFAが必要です。\n\n*どのようなMFAリカバリーオプションが利用できますか？*\n\n* [トラブルシューティングドキュメント](https://docs.gitlab.com/ja-jp/user/profile/account/two_factor_authentication_troubleshooting/#recovery-options-and-2fa-reset)をご確認ください。*\n\n具体的なタイムラインとその他のリソースについては、ロールアウト日までに段階的に共有される予定です。この重要な変更についてご覧いただき、ありがとうございます。",[9,26],{"featured":31,"template":13,"slug":693},"strengthening-gitlab-com-security-mandatory-multi-factor-authentication",{"content":695,"config":706},{"heroImage":696,"body":697,"authors":698,"updatedDate":700,"date":701,"title":702,"tags":703,"description":705,"category":9},"https://res.cloudinary.com/about-gitlab-com/image/upload/v1759320418/xjmqcozxzt4frx0hori3.png","[パイプライン変数](https://docs.gitlab.com/ci/variables/#use-pipeline-variables)は、GitLab\nCI/CDパイプラインを実行時にカスタマイズする便利な方法として長く活用されてきました。しかし、CI/CDセキュリティのベストプラクティスが進化するにつれ、パイプラインのカスタマイズに関してより強力な制御が必要であることが明らかになりました。制限のないパイプライン変数では、パイプライントリガー権限を持つユーザーが、検証や型のチェックなしに値を上書きできてしまいます。\n\n\n\nセキュリティ上の考慮事項に加えて、パイプライン変数には適切なドキュメントと明示的な宣言が欠けているため、どのような入力が想定され、パイプライン全体でどのように使用されるかを理解することが困難です。これにより、メンテナンスの課題が生じ、[CI/CD](https://about.gitlab.com/ja-jp/topics/ci-cd/)プロセスに対する適切なガバナンスの確立が難しくなります。\n\n\n\n## パイプライン入力の導入\n\n\n\nパイプライン変数に依存する代わりに、GitLabの[パイプライン入力](https://docs.gitlab.com/ci/inputs/#for-a-pipeline)機能の使用を強く推奨します。パイプライン入力には次の利点があります：\n\n\n\n* **明示的な宣言**: 入力は`.gitlab-ci.yml`で明示的に宣言する必要があり、自己文書化されます。\n\n\n* **型安全性**: 異なる入力型(文字列、ブール値、数値、配列)をサポートします。\n\n\n* **組み込みの検証**: 入力値の自動検証が行われます。\n\n\n* **セキュリティの向上**: 変数インジェクション攻撃のリスクがなく、宣言された入力のみが外部から渡されます。\n\n\n\n### 基本的な例\n\n\n\n```yaml\n\nspec:\n  inputs:\n    deployment_env:\n      description: \"ターゲットデプロイメント環境\"\n      type: string\n      options: [\"staging\", \"production\"]\n      default: \"staging\"\n    enable_tests:\n      description: \"テストスイートを実行\"\n      type: boolean\n      default: true\n\ntest:\n  script:\n    - echo \"テストを実行中\"\n  rules:\n    - if: $[[ inputs.enable_tests ]] == true\n\ndeploy:\n  script:\n    - echo \"$[[ inputs.deployment_env ]]へデプロイ中\"\n```\n\n\n\nCI/CD入力が検証付きで型安全なパラメータ渡しを実現する方法については、この[チュートリアル](https://about.gitlab.com/blog/ci-cd-inputs-secure-and-preferred-method-to-pass-parameters-to-a-pipeline/)をご覧ください。\n\n\n\n## パイプライン変数の制限\n\n\n\nパイプライン入力への移行を効果的に進め、パイプライン変数からの移行を促進するには、[「パイプライン変数が使用できる最小ロール」](https://docs.gitlab.com/ci/variables/#restrict-pipeline-variables)設定を構成する必要があります。この設定により、パイプラインをトリガーする際にどのロールがパイプライン変数を使用できるかを細かく制御できます。\n\n\n\n**プロジェクトレベル:** プロジェクトの **[設定] > [CI/CD] > [変数] > [パイプライン変数が使用できる最小ロール]** の順に移動して、設定を構成します。\n\n\n\n利用可能なオプション:\n\n\n\n* **誰にも許可しない**(`no_one_allowed`) - 推奨される最も安全なオプションです。すべての変数の上書きを防ぎます。\n\n\n* **デベロッパー**(`developer`) - デベロッパー以上のロールが変数を上書きできます。\n\n\n* **メンテナー**(`maintainer`) - メンテナーロール以上が必要です。\n\n\n* **オーナー**(`owner`) - プロジェクトオーナーのみが変数を上書きできます。\n\n\n\n**グループレベル:** グループメンテナーは、**[設定] > [CI/CD] > [変数] > [パイプライン変数を使えるデフォルトロール]**の順に移動して、グループ内のすべての新規プロジェクトに適用される安全なデフォルト値を設定できます。これにより組織全体で一貫したセキュリティポリシーを確保できます。ここでも、デフォルト値として**誰にも許可しない**を使用することを推奨します。これにより、このグループ内の新規プロジェクトは安全なデフォルト設定で作成されます。なお、プロジェクトオーナーは引き続きこの設定を変更できます。\n\n\n\nパイプライン変数が完全に制限されている場合(「誰にも許可しない」の場合)、[事前入力された変数](https://docs.gitlab.com/ci/pipelines/#prefill-variables-in-manual-pipelines)は「新しいパイプラインUI」フォームに表示されません。\n\n\n\n## パイプライン変数から移行する方法\n\n\n\n### ギャップを埋める\n\n\n\n組織内には、パイプラインをトリガーする際に一度も使用したことがないにもかかわらず、パイプライン変数がデフォルトで有効になっているプロジェクトが存在する可能性があります。これらのプロジェクトは、中断のリスクなしにより安全な設定に移行できます。GitLabは、グループ設定を通じて[移行機能を提供](https://docs.gitlab.com/ci/variables/#enable-pipeline-variable-restriction-for-multiple-projects)しています：\n\n\n\n* **[設定] > [CI/CD] > [変数]** の順に移動します。\n\n\n* **パイプライン変数を使用していないプロジェクトで、パイプライン変数を無効にする**で、**マイグレーションの開始**を選択します。\n\n\n\nこの移行は、過去に使用したことがないすべてのプロジェクトのプロジェクト設定を通じて、パイプライン変数を安全に無効にするバックグラウンドジョブです。\n\n\n\n### パイプライン変数を入力に変換\n\n\n\n特定されたパイプライン変数ごとに、対応するパイプライン入力を作成します。\n\n\n\n**変更前(パイプライン変数を使用)**\n\n\n\n```text\n\nvariables:\n  DEPLOY_ENV:\n    description: \"デプロイメント環境\"\n    value: \"staging\"\n  ENABLE_CACHE:\n    description: \"デプロイメントキャッシュを有効化\"\n    value: \"true\"\n  VERSION:\n    description: \"アプリケーションバージョン\"\n    value: \"1.0.0\"\n\ndeploy:\n  script:\n    - echo \"$DEPLOY_ENVへバージョン$VERSIONをデプロイ中\"\n    - |\n      if [ \"$ENABLE_CACHE\" = \"true\" ]; then\n        echo \"キャッシュが有効です\"\n      fi\n```\n\n\n\n**変更後(パイプライン入力を使用)**\n\n\n\n```text\n\nspec:\n  inputs:\n    deploy_env:\n      description: \"デプロイメント環境\"\n      type: string\n      default: \"staging\"\n      options: [\"dev\", \"staging\", \"production\"]\n\n    enable_cache:\n      description: \"デプロイメントキャッシュを有効化\"\n      type: boolean\n      default: true\n    \n    version:\n      description: \"アプリケーションバージョン\"\n      type: string\n      default: \"1.0.0\"\n      regex: '^[0-9]+\\.[0-9]+\\.[0-9]+$'\n\ndeploy:\n  script:\n    - echo \"$[[ inputs.deploy_env ]]へバージョン$[[ inputs.version ]]をデプロイ中\"\n    - |\n      if [ \"$[[ inputs.enable_cache ]]\" = \"true\" ]; then\n        echo \"キャッシュが有効です\"\n      fi\n```\n\n\n\n### トリガージョブの移行\n\n\n\n`trigger`キーワードでトリガージョブを使用している場合は、ジョブレベルの`variables`を定義していないこと、またはトップレベルの`variables`、`extends`、`include`からの変数の継承を無効にしていないことを確認してください。変数が暗黙的にダウンストリームにパイプライン変数として渡される可能性があるためです。ダウンストリームプロジェクトでパイプライン変数が制限されている場合、パイプラインの作成は失敗します。\n\n\n\nパイプライン変数の代わりに、パイプライン入力を使用するようにCI構成を更新することを検討してください。\n\n\n\n```yaml\n\nvariables:\n  FOO: bar\n\ndeploy-staging:\n  inherit:\n    variables: false # そうしないとFOOがダウンストリームにパイプライン変数として送信されます\n  trigger:\n    project: myorg/deployer\n    inputs:\n      deployment_env: staging\n      enable_tests: true\n```\n\n\n\n## まとめ\n\n\n\nパイプライン変数からパイプライン入力への移行は、変数インジェクションからCI/CDインフラを保護するセキュリティ強化であり、同時により優れたドキュメント、型安全性、検証を提供します。これらの制限を実装し、パイプライン入力を採用することで、セキュリティを向上させるだけでなく、パイプラインをよりメンテナンスしやすく、自己文書化され、耐障害性の高いものにすることができます。\n\n\n\n移行には初期の労力が必要ですが、長期的なメリットは移行コストをはるかに上回ります。まず、新規プロジェクトのグループレベルでパイプライン変数を制限ることから始め、次に上記の段階的なアプローチを使用して既存のパイプラインを体系的に移行してください。\n\n\n\nセキュリティの強化は、終わりのない継続的なプロセスです。パイプライン入力は、保護されたブランチ、ジョブトークン許可リスト、コンテナレジストリ保護など、他のGitLabセキュリティ機能を補完し、より安全なCI/CD環境を構築するための重要なステップです。\n\n\n\n> パイプライン入力を始めるには、[GitLab Ultimateの無料トライアルに今すぐ登録](https://about.gitlab.com/ja-jp/free-trial/devsecops/)してください。\n",[699],"Fabio Pitino","2025-11-12","2025-11-04","パイプライン変数からパイプライン入力への移行でセキュリティを強化",[9,704,23,108],"DevSecOps","このガイドでは、明示的な宣言、型安全性、検証の実装など、パイプラインのカスタマイズに関するより強力な制御について説明します。",{"featured":12,"template":13,"slug":707},"migrate-from-pipeline-variables-to-pipeline-inputs-for-better-security",{"promotions":709},[710,724,736],{"id":711,"categories":712,"header":714,"text":715,"button":716,"image":721},"ai-modernization",[713],"ai-ml","Is AI achieving its promise at scale?","Quiz will take 5 minutes or less",{"text":717,"config":718},"Get your AI maturity score",{"href":719,"dataGaName":720,"dataGaLocation":244},"/assessments/ai-modernization-assessment/","modernization assessment",{"config":722},{"src":723},"https://res.cloudinary.com/about-gitlab-com/image/upload/v1772138786/qix0m7kwnd8x2fh1zq49.png",{"id":725,"categories":726,"header":728,"text":715,"button":729,"image":733},"devops-modernization",[26,727],"devsecops","Are you just managing tools or shipping innovation?",{"text":730,"config":731},"Get 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